クラシック・レコード

十代の頃からアナログ・レコードを聴いていました。グループサウンズからフォーク、歌謡曲、映画音楽と。当時は4チャンネル・ステレオ(CD-4)というものがありましたね。日本フイリップスから出ていた映画音楽メディアで、その中のポール・モーリア演奏 ”コンドルは飛んで行く” は特に印象が強く、40年以上経った今日でも気が向いた時など聴いています。冒頭のトランペットの力強い力感が、何とも言えぬ爽快でいて幸せな気分になります。

アナログメディアの定番と言えばレコードと、触れたことのない方でも思い描くのではないでしょうか。デジタル化が進む現代において、人々を魅了して止まないアナログ・レコードの魅力とは・・・ 楽器本来の持つ音色(色彩感)、楽音の美しさや瑞々しさが理由の一つなのかもしれません。

レコードは国内盤はもとより、世界各国でオリジナルのレーベルで発売されてきました。中には市販のレコードをマザーとしてスタンパーを作成し、そこから大量プレスする粗悪な音源もあります。クラッシック音楽に限定すれば、ユーロ圏の音源はハズレが少ないように感じますし、特にイギリス、オランダ、ドイツ、フランス諸国のレーベルには、録音優秀なマスタープレス盤が多く存在します。

ギャラリー

使用機器

下記の機材を特定して、基本的な音の表現を探り出し評価しています。

◆アンプ:EINSTEIN THE AMPLIFIER(改) ◆スピーカー:INFINITY REFERENCE STANDARD 4.5(改) ◆プレーヤー:MICRO BL-91 ◆MC昇圧トランス:ORTOFON T-30 ◆トーンアーム:SAEC WE-407/23 ◆カートリッジ:DENON - DL-103(標準 MC型)・DL-103D(MC型)・DL-102(高出力モノラル MC型)/ PHILIPS - GP922(MC型)