オープンリール

アナログ方式の記録媒体『中には音源をデジタル録音し、アナログでカッティングしたテープやレコードなどの、デジ・アナ盤がある』には、オープンリールテープ、カセットテープ、レコード等のメディアがあります。その中でも、オープンリールテープは最良の音源といえます。オープンリールテープの最大の特徴は、ダイナミックレンジ『識別可能な信号の最小音と最大音の幅』が広い点が上げられます。音の幅が広いほど臨場感、躍動感あふれる再現となり、同時に抑揚表現のグラデーションも細やかになります。優れた音色であれば、音の質に彩りが増しさらなるリアリティーを体感します。

ギャラリー

音質の評価

掲載しているオープンリールテープは、発売から50年以上経過しそのほとんどが中古品として購入したものです。当初は録音状態が良くても、経年変化、使用頻度、保存状態などの悪さにより、摩耗・腐食などで性能が劣化しているものがほとんどです。オーディオ機器はデバイスなどを見直すことで、本来の性能を発揮できますが、オープンリールテープはそうもいきません。 ※音質評価に当たり★(優)の少ないテープでも、発売当初は音質の良い優れていたものもありますので、その点は留意してください。


音の表現の中から、よく使われている基本的な表現を、下記5項目で総合採点しています。

➊自然な音:キンキンとかドンシャリだけが強調された音ではなく、人の声や楽器の音が自然に聴こえること。➋豊かな音:平たんで臨場感のない音ではなく、音が身のまわりを包み、部屋全体に広がるような音域を感じる質感であること。➌奥行きのある音:オーケストラなどの演奏の時は、通常ヴァイオリン奏者は前で弾き太鼓は後ろで叩くわけです。その遠近感がよく出ていること。➍抜けのよい音:つまった歯切れの悪い音ではなく、特に吹奏楽器のトランペットで言えば、スカッと目の前に迫ってくること。➎こもらない音:鮮明ですっきりとし、ベールを一枚はいだような鮮度が高くクリアーであること。


※音質の判定をする上で、特定のアンプやスピーカー、オープンリールデッキでなくては音の傾向が変わってしまいます。下記の機材を特定し、基本的な音の表現を探り出し入念に試聴をしたつもりです。

◆オープンリールデッキ:REVOX A77 MK3(改) ◆アンプ:EINSTEIN THE AMPLIFIER(改) ◆スピーカー:INFINITY REFERENCE STANDARD 4.5(改)