国内の数少ないヘッドアンプと考えたとき, 私の脳裏に焼きつくアンプが二つある。まずHA-1000, そしてHA-500。 500は奥行きのあるスタイリッシュなボディー, 持ち重りのする感がある。音色の変化にしても, 際立って魅了するというアンプでもない。ケレンミもなく斬新さもない。しかしその音楽性は聴き入るにつれグッとくる。
◆外形寸法:W125 H70 D250(o)◆重量:2.2kg
◆価格:¥32,000円 1978年
-試聴に用いた主な機材等-
◆アンプ:EINSTEIN THE AMPLIFIER
◆他機器:MICRO BL-91,SAEC WE-407/23,PHILIPS GP922
◆スピーカー:INFINITY REFERENCE STANDARD 4.5
◆RCA:7N ◆SP:5N (PCOCC:AS CAST)
◆試聴レコード:ベートーヴェン/エロイカ変奏曲 変ホ長調 作品35 / クラウディオ・アラウ(ピアノ) Philips 13PC-32